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IT産業、覇者の未来 Waves of IT PowerITサポート情報

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時代を制覇する“覇者の存在”が,今後大きく変わっていく。 ネットワーク中心のメガ・コンペティション時代に突入した今、やがて訪れる世界規模でのIT産業の大波・・・・・。コンピュータ,通信,情報家電,コンテンツの4分野が融合され、数兆ドルの巨大市場が姿を現す・・・・・。 新しく登場するサイバースペースに多くの企業が参入する時代において、ITリーダーになるということは、経済社会全体の掌握するということでもある。

ネットワーク時代で生き残るための条件とは何か?
そこでリーダーシップを握るのは誰か?
通信インフラをコントロールする以外に生き残る道はない・・・・・。

IT産業の覇権競争の中で誰が勝者になるか…・。PC時代からネットワーク中心時代に移行しつつある今日、 既に確立された秩序が試練に遭い、パラダイムシフトが起きている。この時代の動きを敏感に感知し,いち早く新しいビジネスモデルを構築できるか。
勝者になるか,敗者になるかは、ひとえに企業や個人がどのような判断をし決断を下すかにかかっている。

1.IT業界の発展(1964年~2015年)

コンピュータ業界の歴史は,過去の秩序をくつがえす新興企業が生み出す技術の盛衰でもある。 オーストリアの経済学者ヨーゼフ・シュムペーターが名づけた「創造的破壊」の理論が、業界の現状に当てはまる。
システム中心時代は企業が主体、PC中心時代は専門家主体、そしてインターネット出現により主体は消費者に移った。 PC時代のIBM,インテル社,マイクロソフト社という鎖が断ち切られた。今日の市場は最強の力を持った特定企業だけが牛耳れる市場ではない。 今後、数年はインターネット関連のさまざまな範疇の支配権をめぐり、戦いが繰り広げられるだろう。しかし、1社のみで通信・コンテンツ業界を支配することはできない。コンテンツ時代の主体は“個人”なのである。
このようにみてくると、ITの発展過程は、組織(政府、企業、専門家集団)から一人一人の個人に行きつく。

IT業界の成長過程

IT業界の発展(1964年~2015年)
  第1の波 第2の波 第3の波 第4の波
システム中心 PC中心 ネットワーク中心 コンテンツ中心
1964~1981 1981~1994 1994~2005 2005~2015
対象者 企業 専門家 消費者 個人
主要技術 トランジスタ マイクロプロセッサー 通信速度 ソフトウェア
販売形態 独自システム 標準製品 付加価値サービス カスタムサービス
流通 直接 間接 オンライン 顧客主導
ネットワーク重点 データセンター 社内LAN 公衆通信網 透過性
ユーザー重点 効率 生産性 顧客サービス バーチャル化
サプライヤ構造 垂直統合 水平統合 コンピュータ・通信統合 組み込み
サプライヤリーダ 米システム企業 米コンポーネント企業 各国キャリア コンテンツプロバイダー
最終時点ユーザー 1000万人 1億人 10億人 全世界
最終市場規模 200億ドル 4600億ドル 3兆ドル 組み込み進み
算定できず

2.ネットワーク中心時代の到来

ネットワーク中心へのパラダイムシフト
1981 ~ 1994 1995 ~ 2005
PC中心 ネットワーク中心
マイクロセッサーのスピード 通信速度
LAN(ローカルエリア・ネットワーク) WAN(ワイドエリア・ネットワーク)
グラフィカル・インターフェイス インターネット・ブラウザ
クライアント・サーバー 電子商取引
個人の生産性 バーチャル・コミュニティ
水平型業界構造 統合型業界構造

インターネットの歴史は,システム時代,PC時代の歴史とは根本的に異なる。 インターネットは、ベンダーい1社あるいはベンダーの集団によって作られたのではなく、 誰かが所有しているわけでもない。かつてのコンピュータ業界には必ず強力なリーダーが存在し、 そのリーダーが明確に方向性を定め,その有利な地位により、ほとんどの利益を独占してきた。だが、インターネットでは,特にリーダーらしき存在は見当たらず、利益を不当に一人占めできるような地位に就いた者もいない。
ネットワーク中心時代の国際競争の形を決めるのは、インターネットが持つユニークなルーツである。ネットワーク中心時代の到来は、IT業界全体の構造に大きな変革をもたらすであろう。

3.コンテンツ中心のIT産業に向けて

ネットワークインフラの確立は,それ自体が目的ではなく、IT産業を前進させる手段のひとつである。 高速度通信のインフラがあらゆる場所で整備され、安価で簡単に使えるようになると、 業界は初めて「コンピュータで何ができるのか、また、何ができないのか」という問題に直面する。
コンテンツ中心の時代の特徴的変化は,ある特定の技術を軸に発展して行くのではなく、 ある特定の消費者、企業、業界及び彼らが重視するコンテンツを中心にして発展するということである。 彼らに提供されるコンテンツは、さまざまな形式及び媒体で配信され、媒体間の互換性はますます高まっていく。 そしてコンテンツとコンテキスト(環境や状況)の相互関連がますます密接になっていくことである。

コンテンツ中心時代への移行
1995 ~ 2005 2005 ~ 2015
ネットワーク中心 コンテンツ中心
電子商取引 バーチャル・ビジネス
消費者のネットワーク化 個人別サービス
コミュニケーション ソフトウェア、情報、サービス
オンライン・デマンド 有線サービス
統合構造 技術の組み込み

テクノロジーが、他のすべての業界にとって基本的要素になってくると、IT業界に規模を測定するのは不可能になる。また、自動車、家電、建設、農業などの業界も強力にテクノロジーを取り入れ、ITサプライヤの再編がさらに進む可能性が非常に高い。

4.覇者の未来

「愚者は、経験によって学び、賢者は、歴史に学ぶ」 IT業界の歴史は、「競争」と「独占」の歴史であった。 「独占的支配が弱体化していったのはなぜか」
黎明期のIBMの独走、それに続く「ウインテル」黄金時代、そして新たなネットワーク中心のパラダイムへの移行、 インターネットの覇権を巡る争い ――― リーダー不在の時代。
既存の秩序はいずれ破られる。新しい技術を武器に新興勢力が舞台に登場する。新旧交代の歴史はIT業界でも当てはまる。
8月下旬リナックス普及のためにインテル、HP、IBM、NECの日米ハイテク企業4社は、 コンピュータ―用無料ソフト「Linux」の研究開発を促進するため、米国内外で共同で研究所を開設すると発表した。 参加する9社には米コンピュータ大手のSGI, Linux関連会社の米レッドハットなどが含まれる。 研究所は外部技術者に開放し、「オープンソース・デベロップメント・ラボ」という名称にする。 これはLinuxのように世界中の技術者が共同開発し、無料で利用できるソフトを「オープンソース」と呼ぶことに由来する。
Linuxはフィンランド人の技術者、リーナス・トーバル氏が核となるソフトを開発、 世界中の技術者が協力して開発と改良を進めている。
Linuxのコンセプトは、マイクロソフト社のそれとは対極にある。MSは、自社でOS技術の開発を行い、 独占的利潤を享受しようとする。一方、Linuxは、最初からOSを全世界に解放、無料でだれでも利用できるようにする。
現在、まだウインドウズが優勢だが、このたびの非営利の研究所設立などが追い風になり、 早晩Linuxは、ウインドウズ追撃態勢を固めるだろう。
覇者の未来は、インターネットからのコンテンツ時代へのパラダイムシフトにより主体は“個人”となる。 IT技術も個人を視座に入れるものが次代の勝者となろう。

(参考:覇者の未来)

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